木の特徴を生かした家づくりのために知っておきたい木の品質「素性とあて」 | 亀岡市・南丹市で注文住宅(木造住宅)ならエコデザイン株式会社

ブログ

  • TOP
  • 記事一覧
  • ブログ
  • 木の特徴を生かした家づくりのために知っておきたい木の品質「素性とあて」

blog 木の特徴を生かした家づくりのために知っておきたい木の品質「素性とあて」

画像 1

木には素性のよい木と素性の悪い木がありますが、育成条件がよい平らな場所では均質な素性のよい木に育ちます。

一方、急な斜面に育つと木の内部に偏った強さができてしまいます。

これを「あて」というのですが、「あて」の強い木は製材したときに曲がりやすく使いにくいものです。

これは素性の悪い木です。

画像 2

このように、木という材料は育った環境で性質が大きく変わってきます。

木の家に長く関わるなかで、さまざまな材料を見てきましたが、木は生き物であるということがよくわかります。

温暖で育成環境がよいと成長量が大きくて木目が粗くなり、逆に、寒い地方の木は成長が遅いけれども目が詰まったよい材料になります。

育ちがよければよいというものでもないのです。

画像 3

一方、目の粗い木がまったく役にたたないわけではありません。

目の粗い木も柱としては十分な強度をもっていますので、主に柱に使うなど、使い方次第で十分に生かして使うことができます。

適材適所とはまさに木の家に使う言葉なのです。

監修者情報

代表取締役 中田 昌嗣

代表取締役 中田 昌嗣

私のキャリアは、現場の職人の手伝いから始まり、現場監督を経て現在に至ります。お客様から家づくりをお任せいただく中で思うのは、常に学び続ける姿勢が大切だという事です。工法や設計、防犯や法律に至るまで時代ごとに変化しています。私たちは時代の変化を敏感に感じ取り、お客様が快適に暮らせる家づくりを行う事を意識しています。
多くのお客様にとって、家づくりは一生に一度あるかないかの重要なイベントです。妥協なく、後悔なくマイホームをお持ちいただけるよう、どんなに些細なお悩みやご不安も私たちにお聞かせください。お客様が安心してご自宅に住み続けられるよう、当社ではお引き渡し後も快適な暮らしを続けるためのアドバイスをさせていただきます。日本特有の四季を楽しみ、災害のリスクも少ない当社ならではの住宅により、お客様に幸せで快適な生活を送っていただきたいと願っています。

もっと詳しくはこちら

トップに戻る